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2022.03.21
医療を考える1958年、中国で毛沢東は「大躍進政策」の一環として「四害駆除運動」を宣言し、四害のひとつとしてスズメの駆除を命令しました。畑の穀物を食べるスズメがいなくなれば、食料の収穫が増えるという目論見です。果たしてスズメの駆除運動は成功しました。その具体的方法についてはウィキペディアの「四害駆除運動」を参照してください。スズメがいなくなった結果、(穀物と共に)その餌である害虫が激増しました。そして、天敵のいなくなった害虫によって農作物は以前より荒らされ、結果としてスズメの駆除は、1,500ー4,500万人の餓死者を出した中国の大飢饉に大きく貢献してしまったのです。毛沢東の政策はその後、「三分の天災、七分の人災」と批判され、毛沢東が一時的に力を失う原因になりました。
READ MOREホメオパシーの本質をもっと広くたくさんの人に理解してもらうため、2011年から無料で誰でも参加できるオープンな「ホメオパシーを話す会」を開催してきました。ホメオパシー、医療や健康など、色々なテーマについて話してきましたが、実に多くの方が参加してくださいました。この11年の間で、ホメオパシーに対するイメージが変わり、日本でも社会的認知度は大きく上がりました。信頼できるメディカルケアとして選択する方が増えたことを喜んでいます。そこでこの時点で「ホメオパシーを話す会」は一旦お休みして、「リビング・ホメオパシー」という勉強会に集中します。2年前に開講した「リビング・ホメオパシー」は、ホメオパシーを勉強したい治療家、ホメオパスになりたい方のための本格的な勉強会です。これまで5回にわたり、様々なフォーマットの勉強会を開催しました。特に、去年の秋に初めて行った穂高養生園でのリトリート式セミナー、「癒すと癒やされる。治療家になるためのホメオパシー入門は、とても充実したグループワークになりました。(体験談1、体験談2)。
READ MORE2022.02.21
コロナ展望録2月18日に開催されたミュンヘン安全保障会議のパネルディスカッション冒頭、ビル・ゲイツはCovid-19との戦いについて、その現状を尋ねられました。ゲイツのコメントは以下のようなものでしした。「残念なことに、ウイルスそのもの、特にオミクロンと呼ばれる変異株は、一種のワクチンなのです。つまり、B細胞およびT細胞の両方の免疫を作り出します。そしてウイルスは、私たちのワクチンよりも、世界中の人々に上手に行き渡ったのです。アフリカの国々で調査したところ、ワクチン接種を済ませた人と様々な変異株に感染した人は、合わせて約80%に上ります。これが何を意味するかというと、重症化リスク、それは主に高齢者や肥満、糖尿病に関連するリスクなのですが、これがオミクロンの感染暴露によって、劇的に減少したということです。」
READ MORE2022.02.18
東京診療のお知らせ
東京での次回の診療日程が決まりましたのでお知らせします。
これまでと違う場所になっていますので、必ずご確認をください。
診療をご希望の方はメールまたはお電話にてご連絡ください。
【診察日】
2022年3月14日(月)ー 18日(金)
2022.01.15
コロナ展望録オミクロンと名付けられたコロナウイルスの新株が世界中で流行っています。日本はこれまで、持ち前の強い島国根性で「感染者」の数を抑えてきましたが、じきに国内でも速やかに感染が拡大することは避けられません。必要のない不安に陥らなくてよいように、オミクロンについてわかってきたことをまとめました。
READ MORE2021.11.20
リビング・ホメオパシーホメオパスのエルマーさんには、かれこれ8年来お世話になってきました。処方されたレメディのもたらす力を目の当たりにしてきました。ホメオパシーに関する本を教えてもらって読んだこともあります。なるほど、と納得し腑に落ちることも多くありました。ただ、自分の体の内なる声を聴くべしとなんとなく自分なりに感じていましたが、そのときどきに直面している状況にすぐに影響を受け、声を聴きそこねたり、解釈を間違ったり、気がつくと聴こうともしなくなっていることもありました。もっとホメオパシーをよく知れば、つまり何が肝心なことで、何がその根底にあるのかを理解すれば、診察でのエルマーとの対話ももっと深く理解できるだろうし、また、自分自身の状態の把握や表現もうまくできるのではないかと思いました。
READ MORE2021.11.17
リビング・ホメオパシーLiving Homeopathy シリーズ、第5回の勉強会「癒やすこと、癒されること。治療家になるためのホメオパシー入門セミナ一」に参加しました。5日間のリトリートは、知識を慌ただしく詰め込むような合宿ではなく、言葉になること、ならないこと、全てが身体の奥に沁み込んでいくような、深い学びの時間となりました。毎日のプログラムは、庭に出てゆっくりと1時間ほど体を動かすタオ・ヨガで始まりました。いわゆるスポーツやエクササイズとは違って、関節が無理なく開き、身体が自然に目覚めていくようなヨガでした。私はこれを、自分で自分の身体を、そしてそこに流れるエネルギーを感じる練習として楽しみました。猿やキツツキの気配を感じながら、関節が無理なく開いていき、だんだんエネルギーの通りがよくなり始めると、ふと森の匂いが濃く感じられる瞬間がやってくるのが毎朝楽しみでした。人と自分を比べることなく、自分が今どう感じているのかに集中する練習にもなりました。
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