クラシカル・ホメオパシー

Homeopathy: medicine or bluff?

ドイツ・バイエルン州の国営放送(BR, Bayerisches Fernsehen)が、2013年4月22日に、「知の魅惑」(Faszination Wissen)というシリーズの中で放映した、ホメオパシーについてのドキュメンタリーを紹介します。

タイトルは「オパシーは医学なのか、医学もどきなのか?」(Homöopathie – Medizin oder Mogelpackung?)

 

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一般的なホメオパシーの賛否両論を出発点にして、この番組が分かりやすい形で、ホメオパシーの有効無効にまつわる、幾つかの最近の臨床治験を紹介しています。個人的に特に印象深かったのは、以下の四つの部分でした。

畜産にホメオパシーを取り入れる Birgit Gnadlさんの仕事。牛の病気をホメオパシーのレメディーで治しながら、多くの畜産の現場で大量に使われている抗生剤が、殆んど不必要になっています。

ミュンヘン国立工学大学教授 Klaus Linde さんのインタビュー。彼は、1997年に「The Lancet」医学研究雑誌に発表された、「ホメオパシーの臨床効果はプラセーボ効果なのか」という有名な研究論文の共著者です。

2001年から2005年までスイス・国立ベルン大学で、注意欠如・多動症のこどもを相手に行われたに、ホメオパシー治療の治験。

世界的に最先端の研究所のひとつとして知られている、スイスの「オーガニック農業研究所」(Forschungsinstitut für biologischen Landbau)が、ウキクサ(Lemna gibba)を対象に、ホメオパシーのレメディーの効果を調べる研究。ウキクサをわざわざヒ素(正確には五酸化二ヒ素)中毒にさせ、Arsenicum album (三酸化二ヒ素)のレメディーを使って、繁殖できなくなったウキクサのヒ素中毒を治せるかどうかの実験です。

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こちらの番組を、Youtube で英語の字幕でご覧になれます。
大いにお勧めします。

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