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前回のブログ『痛み止めとホメオパシーについて』で、「痛みの具体的な様相」について話をしたところ、読者の方から「それが何を意味しているのか」というご質問をいただきました。そこで、ホメオパシーが痛みのことをどのように診察するか、ここで紹介したいと思います。アロパシー医学では、痛みは主に感じる場所やその病理的背景によって分類されています。神経痛、三叉神経痛、坐骨神経痛、歯痛、腰痛、喉の痛み、関節痛、頭痛、筋肉痛、鬱血による痛み、痛風性の痛み、リューマチ性の痛み、など。ほとんどの場合は、これ以上細かな診察や分析はしません。しかし実際のところ、痛みは大変多様で、たくさんの痛みの感じ方や表れ方があります。これを「痛みの性格」といってもいいでしょう。

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頭痛、生理痛、歯の痛み、喉の炎症、捻挫した時の痛み、座骨神経痛、発作的偏頭痛、打撲の痛み、手術後の痛み、骨折痛、腰痛、肩こり痛、神経痛、関節痛など。痛みの種類や原因は数えられないほど多くありますが、それに対して人間共通の反応はただ一つ:痛みをすぐ鎮めたい。早く痛みから解放されたい。とういうわけで、日本では鎮痛剤の市販薬の売り上げが好調です。「14年の解熱鎮痛薬の市場は486億円。4年連続で伸び、4年間で8・5%増えた。同じ期間に市販薬全体の販売は6%減り、ドリンク剤や胃腸薬は1割以上減っているなかで、勢いがある。ここに「高級品」が加わり、さらに市場は広がりそうだ。」(朝日新聞digital、2015年7月11日、PDF)。

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