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『レメディー:ホメオパシーの薬について』

ホメオパシーを受ける方はみな、レメディーを飲んでいますが、「薄められている」という以外に、レメディーについて知らないことが多いようです。「なにか謎めいているなぁ」と思いつつ飲んでいる方もいます。こんな小さな粒に、どういう効き目があるのか?今回は、レメディーについて、あらゆる側面から説明します。レメディーの発見、開発とその歴史。レメディーの生産。そして薬とレメディーの効き方の違いについても話します。知らなくてもホメオパシーは効きますが、わかればより楽しく、面白く応用できます。

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従来の近代医学が用いる薬剤には(ほとんどの場合)、一定の毒性のある化学的な作用物質が含まれています。その作用物質が人体の病的な局部や、脱線した機能に直接与える影響を目的として投与されます。 たとえば:男性(もしく女性)ホルモンの分泌を抑えるためのホルモン剤。傷口に増えすぎた菌を殺すための抗生剤。免疫力を抑えるためのステロイド。体の炎症反応を抑制するための抗ヒスタミン剤。痛みの伝達に必要な酵素の生産を止めるための鎮痛剤。脳細胞の伝達を弄る(妨げる、または進める)ための向精神薬と睡眠剤。血管を広げるための降圧剤。腎臓の中の水の再吸収を抑制するための利尿剤、などなど。

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『ホメオパシーのレメディーの選び方と効き方』
ホメオパスはレメディーをどういう原理に基づいて選ぶのか?そしてそのレメディーは患者にどのように効くのか?どんな効果をもたらすのか?幾つかの具体例をあげながら、ホメオパシー医学におけるレメディーの役割を説明しようと思います。

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『ホメオパシーのレメディーと近代医学の薬は、どう違いますか?』
ホメオパシーのレメディーについて、誤解と先入観がたくさんあります。その特徴はあまりにも知られていません。そこで、2回にわたって(1)レメディーがどういうふうに作られるか(その歴史、開発、生産)、そして(2)治療にどう使われるか(選び方と効き方)を分かりやすく説明したいと思います。

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セルフメディケーションとファミリーホメオパシー
自分のために自分でレメディーを選ぶセルフメディケーションや、親が子供や身近な人にレメディーを飲ませるファミリーホメオパシーについて書きたくなった理由は、日本独特とも言えるホメオパシーのスタンスにあります。というのも、クラシカル・ホメオパシーはその成り立ちや本質から見れば、今主流である西洋医学(近代医学)と対等な医学なのですが、この点について、これまで日本ではほとんど認知されずにきてしまったからです。ちなみに、西洋化のプロセスで日本で主流になった医学を「西洋医学」と呼ぶこと自体、僕には違和感があります。「西洋由来」という意味だとしても、近代医学には、いまだ西洋以外の国々(例えばアメリカ、日本)の研究者や医者も大いに貢献していますし、ホメオパシー医学も西洋由来医学の一つです。これらの医学を区別しやすくするため、それぞれの基本的な考え方を手がかりにして、「ホメオパシー医学」と「アロパシー医学」という呼び方にしたほうが正確だと思います。その理由や「ホメオパシー」と「アロパシー」という言葉の語源と意味については、簡単に以前のブロ

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レメディーのポテンシーの幅をどう考えるか?
ホメオパスの役割はレメディーの種類を決めるだけでなく、そのレメディーのポテンシー(希釈度のレベルによるレメディーの強さ)や飲む頻度も決めなければならなりません。多くの場合、必要なレメディーの種類を探すよりも、適正なポテンシーを選び出すほうが難しいのです。研修時の診療所では、先生に「この人には低すぎる」、「あの場合には高すぎる」と何回も訂正された事をよく覚えています。ポテンシーがあまりにも合わないと、正しく選ばれたレメディーも効果が出ず、場合によっては望ましくない逆効果を起こします。

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『レメディーの使い方と効き方の法則』
何故あれほど薄めたものが効くのか?どうして毒をもって毒を制すのか?ホメオパシーのレメディーの使い方と効き方の根拠にある、超微量の法則と類似の法則を説明します。

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