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2025.12.16

2026年2月の週末勉強会の参加者を募集

お待たせいたしました。次回のリビング・ホメオパシーの週末勉強会を案内します。今度の勉強会には、二つのテーマがあります。

①     1月末から行うレメディのプルービングのまとめ
②    花粉症の治療について


治療薬を患者に処方する前に、その特徴と効能をより深く正確に知るため、医師が自分で薬を摂ったり試したりするのは、おそらくホメオパシー医学だけです。ハーネマンに始まり、現在もホメオパス達がレメディーを実験(プルービング)し続けています。ホメオパスにとって、レメディーのプルービングにはいくつかの意味があります。

●  プルービングによって、各レメディーの効能範囲や特徴を、よりはっきりとわかるようになります。体験的に得たそのデータは、文書にまとめて公開します。こうして、時代と国を超え、ホメオパスたちは自分のプルービングのデータの共有を行なってきました。それを通じてホメオパシーの豊かで確実なレメディーの知識(Materia medica) が育ち、それは今も、これからも、育っていくものです。

● プルービングをしている間、自分の心身状態の微妙な変化を観察・記録することによって、ホメオパスの観察力が育成されます。ハーネマンが「純粋な薬物学」の四巻で言うように「観察力を鍛える、そして養うための一番いい機会は、レメディーを自分で実験することです。」(Die beste Gelegenheit, unsern Beobachtungssinn zu üben und zu vervollkommnen, ist bei Versuchen mit Arzneien an uns selbst. )

● プルービングが終わった後、参加者が集まって、自分が感じたことや観察したことをまとめるためにシェアします。それぞれのプルービングの結果できるだけ正確に書き留めるため、患者の診察と同様に、それぞれの感じた心身の変化の様子やモダリティを、できるだけ具体的に洗い出します。そのため、プルービングのまとめ自体が、診察の練習になります。

今回のプルービングは、MMPP(Materia Medica Pura Project、純粋な薬物学プロジェクト)の一部として行います。MMPPは、カナダのオホメオパスAndré Saineが20年前に発足しました。André Saineは世界的に有名なホメオパスで、主にホメオパシーによる難病(癌、膠原病、自己免疫疾患、MS、パーキンソン病など)の治療に貢献してきました。MMPPは、彼の監修のもと、ホメオパシーの Materia medica と Repertorium をより確実な道具にするプロジェクトです。この活動は、大きく二つの枝に分かれています。ひとつは文献研究で、19ー20世紀の世界中のホメオパシー雑誌とジャーナルに発表された、これまで見逃されてきた臨床データを、Materia medicaに付け加えていくというもの(WEBサイト)。もうひとつは、全くもしくは不十分にしかプルービングされてないレメディを、ハーネマンのやり方でプルービングし、そのレメディについての知識を深めるということです(WEBサイト)。

現在、MMPPのプルービング・グループはスイス、ドイツ、イギリス、アメリカ、ニュージーランドにあります。その本部はスイスにあります。(WEBサイト

プルービングの仕方は簡単です。プルービングを行う数週間前に、参加者がZoomで集まり、リーダーはプルービングの注意点を紹介し、参加者の質問に答えます。レメディはMMPPの本部から届きます。参加者はレメディをもらいます。リーダーも、参加者も、プルービングするレメディの名前を知らされることはありません(二重盲検法)。参加者はレメディを4週間、毎日1回飲みます。その間、自分の心身状態の普通と違う変化に注意し、その変化をこまめにノートに書き留めます。

例えば、三日目の朝、膝が10分痒く感じる。普段より明るい(もしくは怖い)夢を見る。普段より仕事でイライラする。三週間目の三日間、アキレス腱が短く感じる。普段より足がホカホカする。普段より酸っぱい飲み物が欲しくなる。一週目は隙間風にとても敏感だった。普段より性格が積極的になって、物事を早く進める。普段より怠けたい気持ちが強い。便は普段より緩めになった。集中力が上がった。睡眠が深く(もしくは浅く)なった。頻尿を感じた。などなど。どんな変わったことでも、短い間しか現れない「症状」(=体の変化)も、長引く変化も、気分の変化、好き嫌いの変化、体の調子や様子の変化、自分の普通の様子とは違う何かに気づけば、とにかく書き留めます。

四週間後、参加者が集まって、一人ずつが自分の感じたことをシェアし、すべてのデータをRepertoryの順で整理しながらまとめていきます。その結果を本部に送ります。本部は、あらゆるグループから集まったデータをまとめて、Materia medicaとRepertoryに加えられるように整理し、公開します。


プルービングのまとめを終えたあと、花粉症の治療のテーマに移ります。花粉症の病理、花粉症の患者の診察、ケース・スタディの正しい進め方とコツ、そしてたくさんのレメディーを紹介します。花粉症で悩む人の苦しみを、ホメオパシーのレメディーだけで、2-3日のうちに著しく(0-20%まで)軽減できるスキルを身につけてください。

★  勉強会に参加したい人、どうぞメールでご連絡をください。

★  レメディーのプルービングだけの参加も可能です。参加するためには、4週間のプルービングの間に変化や症状の気づきを記録することと、そしてその結果をシェアする会(2月28日(土)10:00-18:00)に参加することの両方が必要です。プルービングだけの参加費は¥30.000です。詳細についてお問い合わせをください。(mail@ew-homeopathy.net)

【時間】
1月11日(日)20:00  プルービング準備のZoom会議
2月27日(金)17:00-19:00(花粉症について)
2月28日(土)10:00-18:00(プルービング集会)
3月1日(日)9:00-17:00(花粉症について)

【会場】
京都左京区、詳細は直前に案内します。

【受講料】
¥ 82.000(税込)

【応募締め切り】
2026年1月11日