クラシカル・ホメオパシー

Even the cows know it ….

hp homeo cows know 21.19.52

Homeopathy on farms can make happy herds.

「農業におけるホメオパシーが、幸せな家畜を育てられるか?」という番組が、先日の2月4日にBBC Radio 4 FM で放送されました。イギリスのオーガニック農家が、ホメオパシーを牧畜のためにどのように生かしているかを紹介する内容でした。インタビューを織り交ぜた面白くて短い(3.32min)番組ですので、ご紹介します。(イギリス英語のヒヤリング練習にもなります。)
Can homeopathy on farms make happy herds?

録音は以下のリンクでダウンロードできます。
BBC  Homeopathy on Farms 4.2.2016

日本ではペットのためのホメオパシーの話をよく聞きます。ヨーロッパでは、ホメオパシーは昔から、牧畜(主に馬、牛、豚)のためにも使用されてきました。残されたホメオパシー獣医学の書物の数からも分かるように、ホメオパシーによる家畜の治療は盛んに行われました。

最近は広がりつつあるオーガニック農業の流れで、ホメオパシーが自然で効率的な家畜の治療方法として改めて注目されています。ホメオパシーだけ、もしくはホメオパシーを併用する獣医が増えているとともに、たくさんの農家がホメオパシーを取り入れることで、牧畜に使う抗生剤や駆虫薬の量を著しく減らしています。

ホメオパシーを積極的に家畜の治療に使うと、どういう結果が得られるかについてもっと知りたいなら、 Farmers Guardian に2014年に掲載された、獣医と農家の記事をお勧めします。

Animal health: Discover potential health benefits of using homeopathy

ホメオパシーを家畜の健康管理と治療にも使う考え方は、実はホメオパシー医学の設立者、サムエル・ハーネマンに遡るものです。本人が動物を治療した話について、僕は聞いていませんが、ライプツィヒ大学の図書館で発見された、ハーネマンがある講演のために書いた原稿が、1989年に公開されました。

タイトル:「家畜のためのホメオパシー医学、Homöopathische Heilkunde der Hausthiere」。

講演の冒頭にライプツィヒ王立農業協会さまと書いてあります。ハーネマンがこの原稿をいつ書いたのか、実際に王立農業協会のミーティングで発表したかどうかは知られていませんが、ホメオパシー医学を「自分をこき使う飼い主の責任を訴えられない、可哀想な家畜たち」にも使ってほしいという想いが熱く伝わってきます。

興味のある方はドイツ語の文書をここでダウンロードできます。
Homöopathische Heilkunde der Hausthiere
(Samuel Hahnemann, Gesammelte kleine Schriften, Heidelberg 2001, Haug-Verlag, 891-895)