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20世紀の名ホメオパス
Margery Blackie (1898-1981)
"Homeopathy is a much misunderstood medical art."
「ホメオパシーは多く誤解される医術です。」
"Homoeopathy has not changed at all since Hahnemann founded it, and since it has not been affected by all the modern knowledge it is thought to be obsolete. Medicine, on the other hand, is advancing dramatically every year. But as I wander between Hahnemann’s Organon and modern medical journals, I conclude that homoeopathy started in advance and that orthodox medical knowledge has not yet caught it up."
「ハーネマンが確立して以来、ホメオパシーはまったく変わっていません。近代医学の新たな知識による影響を受けていないために、ホメオパシーは時代遅れと思われています。一方で、近代医学は毎年劇的に進歩しています。しかし、ハーネマンのオルガノンと現代医学の研究誌を読み進んでいくにつれ、ホメオパシーはすでに始まったときから先進的で、正統派の医学の知識は、今になっても未だそれに追付いていないという結論に至ります。」
"Throughout the history of medicine there is a tendency to treat diseases by methods which were applied to people en masse. Hahnemann's homeopathic principle is to treat the individual in order to bring the whole man back to his true state of health."
「医学の歴史を通じて、受け入れる人は誰でもひとまとめに、治療法で病気を処置するという傾向があります。ハーネマンのホメオパシーは原則的に、人全体を本当に健康な状態に取り戻すため、患者個人を治療しています。」
"We are not fighting a disease as such, but are helping a patient in his reaction to stress, whether it be mental, physical, bacterial or just because the everyday stress and strain of life has become too much."
「私たちは病気そのものと戦っているわけではなく、患者という個人を応援します。精神的ストレスであれ、肉体的ストレスであれ、細菌性ストレスであれ、あるいは毎日のストレスや生活の負荷が単に過剰な場合であろうと、そのストレスに、より適切に反応できるように患者を応援するのです。」
"It is often said that it is impossible to run a busy general practice and prescribe entirely homoeopathically. After many years of experience as a general practitioner I know that it is possible."
「完全にホメオパシーのレメディーの処方だけで、町中の忙しい一般医療の医院を開業するのは不可能としばしば言われています。一般開業医としての長年の経験を経て、可能なことを私は知っています。」
Margery Blackie(マージェリー・ブラキー)1920年ごろ
Margery Blackie(マージェリー・ブラキー)は10人兄弟の末子で、「ホメオパシーから見たガン治療の主要点」のブログで触れた、ジェムス・コンプトン・バーネット(James Compton Burnett, 1840-1901)の姪でした。若い頃から医者になりたいと語っていたと知られています。1923年、医師免許を取り、1924から年にLondon Homoeopathic Hospitalに勤めながら、1926年にロンドン市内で開業、1928年にロンドン大学で(当年唯一の女医として)医学博士(MD)を取得しました。」
患者にも教え子にも大変恵まれ、女性として初めて1949年にイギリスの Faculty of Homeopathy (ブリティッシュ・ホメオパシー協会)の会長に選ばれました。その後、二回再選しています。イギリスのホメオパシー医師の教育の最上責任者として、ブラキーは近代医学がホメオパシーに対して抱く偏見と戦いながら、現代社会や医療において、ホメオパシーの立場と役割を広げるために努めました。1966年、エリザベス2世の専属医者に任命され、1979年までエリザベスのお抱え医者として勤めました。
エリザベス2世とマージェリー・ブラキー(1970年)
長年のホメオパシー治療経験に基づいて書かれた「The Patient, not the Cure. The Challenge of Homeopathy, 1976」という本の中で、ブラキーがホメオパシーの基本的な原理と実践を一般向けに紹介しています。今日においても、ホメオパシーに興味のある方にお勧めしたい本です。
「The Patient, not the Cure. The Challenge of Homeopathy」という格好いタイトルを少し説明的に翻訳すると、こういう意味になります:医者の本当の課題は、医学的に正しく思われる治療で病気と戦うことではなく、患者という個人を丸ごとを治療することです。医療の焦点は処置ではなく、患者個人であるはずです。この点に関して、ホメオパシーは近代医学に大きな挑戦をしています。
さらに専門的な書籍として、亡くなった後に教え子達がまとめた講義や論文集があります。
Margery Blackie, Classical Homeopathy, 1986
ブラキーが開業した家の、イングリッシュ・ヘリテッジの
ブルー・プラーク(銘板)
Royal London Homeopathic Hospital
(since 2010: Royal London Hospital for Integrated Medicine)
診療所のレメディーを保管する部屋において
(写真:Mayotte Magnus)
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