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2024年の穂高リトリートセミナー ・参加者の体験談(1)
大きな静けさと、巨大な存在感に囲まれた安曇野の山の空気は、私が住む海沿いの香りを一瞬で忘れさせてしまうほどの透明感です。キンとした中に、 満開のハーブの花々の甘い香りが、毎日変わる変わる楽しませてくれました。
2021 年からホメオパシーを勉強し始めてから4年目。今年もLiving Homeopathy リトリートセミナーに参加しました。
芸術作品とも言える穂高養生園の1日2回の食事は、愛も変わらず美しく、最高峰の水で育った野菜たちは最高のエネルギーに満ち溢れ、魂が喜ぶ献立の数々でした。今年は自宅でも再現できるように、丁寧な料理方法の説明をちゃんとメモをとりました。これは貴重です。空腹を満たすのではなく、生きるためのエネルギーをいただくことで、自分はどんどん癒され、活力も増えていくのがわかります。
さて、一年で一番の楽しみの一つでもあり、緊張の一つでもあるリトリートセミナー。ホメオパスになる目標のためにゆっくりではありますが、自分らしく学んできてはや丸3年。4年目に突入した今回の学びのテーマは「慢性疾患」でした。地球上の生命達全てが、近代文明の進歩とともに、ますます慢性疾患に苦しめられていることは紛れもない事実であり、どの医療現場においても医術師たちが頭を悩ませている。その難題の解決の糸口となるホメオパシーによる慢性疾患の治療。今回のセミナーはその深く絡み合った結び目をゆっくりと紐解いていき、最後には治癒できる、そんな希望の光に溢れた内容でした。 「個別化した診療」の大切さを改めて学びました。その魂が今世の体に宿り、引き起こす症状を、目の前の患者の症状や言葉だけでなく、果てしなく広がる全体像も視野に入れて、「目立った特徴」を拾い上げる。まさに集中力と柔軟さが必要だと感じました。
エルマーのわかりやすい解説と実践を経験できたこと。時には「死」と隣り合わせになることも大いになること。患者本人との信頼関係を築くこと。
そして、諦めることなく、患者の自己免疫力を呼び覚ますこと。それと同時に、ホメオパス自身の「ホメオパシー的な生き方を」しっかりと身につけること。自分自身もまた癒された5日間でした。課題もしっかりできて、またホメオパシーの勉強が楽しくて、夢中になる日々となりそうです。この素晴らしい時間をエルマー始め、仲間たちと共有できたことを、心から感謝いたします。
堀内尚子
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