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2023.02.27

2023年6月の穂高リトリートセミナーの参加者を募集

2023年度の「リビング・ホメオパシー」について

2022年に実施したリビング・ホメオパシーは、半数がZoom形式、残り半数は合宿形式で行われました。(去年の勉強内容の詳細は勉強会アーカイブ を参照してください。)参加者は、「Zoomに比べて、実際集まり、一緒に同じ部屋で勉強することが、より効率で楽しい」という感想でした。学びが生き生きとして深まり、覚えやすくなります。気軽に聞き取りができ、顔を見て自由に話し合いながら、意見や質問をシェアする、そして似た興味を持っている人と交流を持つことは、個人的成長や治療家の養成に欠かせないものです。そこで今年のリビング・ホメオパシーは、全て合宿形式で開催します。開催予定は以下の通りです。

6月1日(木)~ 5日 (月)穂高養生園リトリートセミナー
8月25日(金)~ 27日(日)合宿セミナー@京都
12月8日(金)~ 10日(日)合宿セミナー@京都


2023年の穂高リトリートセミナー  「癒やすこと、癒されること」

2022年のリビング・ホメオパシーの勉強会の主題はレパートリーの使い方 の基礎でした。今年の大きなテーマは「ケース・テーキング(セッション、診察、患者との話)の基礎」です。ハーネマン自身、ケース・テーキングは治療のための「一番難しい仕事」と考えており、オルガノンのうち20章以上に亘って、その基本的なルールを説明しています。

診察がうまくいけば、つまり患者の個人的な様子について大事な情報が十分に収集できれば、ケースの分析とレメディーの決め方はさほど難しくはありません。しかし診察が不完全なら、レパートリーの使い方とレメディーにどれほど知識があっても、患者に最適なレメディーは見つかりません。患者との診療における対話はホメオパスの仕事の中心的な部分であり、一種のアートです。

今回のセミナーでは、ハーネマンの説明を丁寧に読み込み、理解した上で、ケース・テーキングの肝心なことと間違えやすいところについて、実践的な進め方や工夫について学びます。患者を上手にリードするための、治療家の姿勢と接し方もテーマにします。ケース・テーキングを学ぶと同時に、3年目となるマテリア・メディカとレパートリーの勉強も今年の勉強会で積極的に深めます。


•  診療の進め方について、ハーネマンの考えを学ぶ(オルガノンを読む)
•  ケース・テーキングの肝心なところと間違えやすいところについて
•  ケース・テーキングの実践的な進め方や工夫について
•  患者を上手にリードするための、治療家の姿勢と接し方
•  新しいレメディーの紹介(マテリア・メディカ)
•  具体的症例をレパートリーで分析する(レパートリーの使い方)
•  急性不調と慢性不調のへ対応/治療の違いについて
•  医食同源:治癒を応援する食生活
•  毎朝:タオヨーガ  など

【參加対象となる方】
本セミナーは初心者向けの入門ではなく、ホメオパシーの基礎をすでに獲得している方のための勉強会です。これまで勉強してきたホメオパシーをより速やかに、的確に応用したい、治療現場でもっと活性化したい、新たな側面から復習したい、自分の治療道具箱を充実させたい、いきいきとしたホメオパシーに触れたい人は、どうぞご参加ください。リビングホメオパシーへの参加経験は問いません。

【リトリ一卜の場所】
癒されることを知らなければ、癒すこともできません。セミナ一の場所として、自分自身の養生にもなるところを選びました。昔からリトリ一卜の名所として知られている、穂高養生園の新棟を貸切にして、美味しいマクロビオテックの料理を味わいながら、自然豊富な環境のなかで、全人格的に学びます。

穂高養生園 https://www.yojoen.com/

【開催期間】2023年6月1日(木)~5日(月)

【募集人数】12名

【参加費用】¥ 169.000(税込)*交通費は含みません  

【申込期限】2023年3月31日(木)living@ew-homeopathy.net まで

6月以降の勉強会の予定
8月25日(金)- 27日(日)合宿セミナー@京都、受講料:¥ 77.000 + 宿泊代
12月8日(金)- 10日(日)合宿セミナー@京都、受講料:¥ 77.000 + 宿泊代