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皮膚疾患とその治療について、アロパシー医療とホメオパシー医療のスタンスは大いに違います。皮膚科の医師が最も高い頻度で処方するのが、皮膚に塗る軟骨です。特に1950年代から普及したステロイド軟膏は、肌の炎症、痒み、爛れなどを早く抑える「奇跡の武器」として人気があります。ホメオパシーの医師は、軟膏の処方を嫌います。なぜかというと、皮膚の問題である以上に、心や体全体が抱えているアンバランスな状態の現れとして、皮膚疾患を理解しているからです。そのための適切で根本的な治療は、外的で局所的な軟膏使用よりも、患者全体を見て、できるだけ早く、そして優しく、もとの元気を取り戻すことです。具体的な治療の進め方は個々の患者によって違いますが、レメディーの処方と(必要な場合は)生活改善が二つの主な柱です。

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『心臓の不調や疾患のためのホメオパシー』
2024年12月6日夕方ー8日夕方
場所:京都
心臓は我々の身体の最も中心的な臓器です。心臓は皇帝、もしくは皇后です。心臓が止まれば、他の臓器が働けなくなります。心臓が司る元素は「火」。生命の火と、生きる喜びが深く心臓の働きと繋がっています。心臓が不全になれば、生きる喜びも衰えていきます。それとも、心が十分喜びを感じなければ、心臓が痛むのでしょうか?

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「ホメオパスであるための50の理由」は、バーネットの多くの著作の中で、最も有名かつよく読まれている、そしてホメオパスならば誰でも読むべき本です。バーネットはあるディナーパーティーで、従来の正統派の医学の勉強に洗脳された、ホメオパシーを全く認めない医学生の甥っ子と大喧嘩しました。その後、この甥っ子とバーネットの間で文通がありました。甥っ子宛てに書いた手紙の中で、もともとアロパシー医学を習っていた自分がどうしてホメオパスになったのか、そしてなぜホメオパシーが普通で一般的な(regular)医学より優れていると思っているのかを、50の具体的な症例を挙げて表明しています。

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【診察日】
2024年11月12日(火)ー 16日(土)
【場所】
渋谷区神山
【最寄駅】
渋谷駅からハチ公の銅像と文化村経由で歩いて10min

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このブログでは、バーネットの主な著作をリストアップします。Natrium muriaticum と Aurum のレメディーについての著作を除けば、全ての本は特定の疾患群をテーマにし、自ら治療した具体的な症例を挙げながら、自分の治療経験と研究結果を公開する内容です。これらの著作から、当時の医師たちがよく診た病気の類と、ホメオパシーとバーネットの治療の幅や深さが伺えます:子供の発達障害、更年期の不調、乳がん、腫瘍、結核、肝臓の病気、静脈疾患、皮膚疾患、女性の臓器の疾患、脾臓の疾患、神経痛、痛風、ワクチノシス、白内障、瘻孔、白癬、扁桃腺肥大など。

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1901年5月のThe Monthly Homeopathic Reviewに発表されている死亡通知において、ジェームス・コンプトン・バーネットは以下のように語られています。「バーネットは、非常に珍しい、人並みはずれた性格と気質の持ち主だった。…. 無骨で重厚なタイプで、どこまでも率直で直情的。中途半端なことは許さず、自分の感じたことを自由に話し、自分が正しいと確信している限り、自分の言ったことが他人にどう思われようと気にしなかった。巨大な頭と鋭く力強い表情は、彼の精神的、道徳的な特徴を十分に物語っている。彼は患者に対して絶大な力を持っていて、その魅力的な人柄は、彼に相談するすべての人に感銘を与え、最大限の信頼を抱かせた。それだけでなく、医師が持ち得る最も貴重な天賦の才である、真の愛着と尊敬を引き出す才能も持っていた。彼は最高の意味で強い男だった。彼のパワーと強さを最も引き出したのは、自分の職業、特にホメオパシーへの熱狂的な献身だ

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リトリート式勉強会に参加するのも4回目となりました。当初は、開催場所の「穂高養生園」に魅かれて参加しました。ホメオパシーのセッションを受けたり使ったりしたことはなかったのですが、ホメオパシーについてはドイツの友人から聞かされて馴染みがあり、以前から学んでみたいと思っていました。2021年の1回目のリトリート式勉強会に申し込む際に、初心者が参加できるものなのかをエルマーさんにたずねたところ、入門編だから大丈夫だという返事を頂きました。勉強会までに、受けなくても良いが一度セッションを受けてみるのも良い経験だと思うとアドバイスされ、受けてみることにしました。

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