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ハーネマンが病気の原因について語る。その2
前回のブログで述べたように、ハーネマンは「Heilkunde der Erfahrung(経験の医術)」という論文において、病気になった人間の個別治療の必要性を強調する文脈で、病気の原因について説明しています。我々人間は、宇宙に存在するすべてのものと親和しつつ、また戦いつつ、深く繋がっており、それ故、人間の身体に影響を及ぼす、病気にする要因は数えられないほどたくさんある、というお話です。その抽象的な説明をよりわかりやすくするために、論文の3ページにも渡る長い注釈を使って、ハーネマンはその要因の具体例をいくつか書き出しています。この注釈を、下記に日本語へ訳出します。ドイツ語の原文は区切りなしで書かれていますが、読みやすくするため、適当に改行や段落を入れておきます。

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「癒やすこと、癒されること。治療家になるためのホメオパシーセミナ一」
LIVING HOMEOPATHY 第11回勉強会 (2022年11月10日ー11月14日)
秋深まる長野県穂高市で、5日間のリトリート式セミナーを開きます。日常から離れて自然のなかに身を置き、集中的にホメオパシーを学びます。本セミナーは、「リビングホメオパシー」のメインプログラムであり、昨年の穂高リトリートセミナー(体験談1、体験談2)に引き続き、今年の勉強会の一環として行われます。これまでの勉強会の内容については、勉強会アーカイブをご覧ください。

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ハーネマンが病気の原因について語る。その 1
人間はどうして病気になるのか?哲学的には答えは簡単です。生きている人間は、孤立的な存在ではないからです。生きることはすなわち、あらゆる次元やレベルで、数えられないほどたくさんのものや人との相関関係において存在する、ということでしかありません。命でさえも頂きものです。人間はそうした無数の相関関係の中で、能動的に人や環境に良い影響を与えることもあれば、悪い影響を及ぼすこともあります。同時に、受動的なかたちで人や環境から良い影響を受けることもたくさんあれば、悪い影響を被ることもあります。その複雑な仕組みの中でそれなりにバランスを保ちながら、悪いことを減らし、良いことを増やすことで、本人も、周りのものや人も、健やかに伸びていくことができます。しかし、悪い影響が多すぎると、自分ないし自分の周りにいるものは害を受け、壊れる或いは病気になる可能性があります。生きることは、こういったかたちでのギブアンドテイクに根ざした営みであるがゆえに、人が病気になる可能性は避けられません。

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東京での次回の診療日程が決まりましたのでお知らせします。
診療をご希望の方はメールまたはお電話にてご連絡ください。
【診察日】
2022年7月11日(月)ー 15日(金

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1958年、中国で毛沢東は「大躍進政策」の一環として「四害駆除運動」を宣言し、四害のひとつとしてスズメの駆除を命令しました。畑の穀物を食べるスズメがいなくなれば、食料の収穫が増えるという目論見です。果たしてスズメの駆除運動は成功しました。その具体的方法についてはウィキペディアの「四害駆除運動」を参照してください。スズメがいなくなった結果、(穀物と共に)その餌である害虫が激増しました。そして、天敵のいなくなった害虫によって農作物は以前より荒らされ、結果としてスズメの駆除は、1,500ー4,500万人の餓死者を出した中国の大飢饉に大きく貢献してしまったのです。毛沢東の政策はその後、「三分の天災、七分の人災」と批判され、毛沢東が一時的に力を失う原因になりました。

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ホメオパシーの本質をもっと広くたくさんの人に理解してもらうため、2011年から無料で誰でも参加できるオープンな「ホメオパシーを話す会」を開催してきました。ホメオパシー、医療や健康など、色々なテーマについて話してきましたが、実に多くの方が参加してくださいました。この11年の間で、ホメオパシーに対するイメージが変わり、日本でも社会的認知度は大きく上がりました。信頼できるメディカルケアとして選択する方が増えたことを喜んでいます。そこでこの時点で「ホメオパシーを話す会」は一旦お休みして、「リビング・ホメオパシー」という勉強会に集中します。2年前に開講した「リビング・ホメオパシー」は、ホメオパシーを勉強したい治療家、ホメオパスになりたい方のための本格的な勉強会です。これまで5回にわたり、様々なフォーマットの勉強会を開催しました。特に、去年の秋に初めて行った穂高養生園でのリトリート式セミナー、「癒すと癒やされる。治療家になるためのホメオパシー入門は、とても充実したグループワークになりました。(体験談1、体験談2)。

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2月18日に開催されたミュンヘン安全保障会議のパネルディスカッション冒頭、ビル・ゲイツはCovid-19との戦いについて、その現状を尋ねられました。ゲイツのコメントは以下のようなものでしした。「残念なことに、ウイルスそのもの、特にオミクロンと呼ばれる変異株は、一種のワクチンなのです。つまり、B細胞およびT細胞の両方の免疫を作り出します。そしてウイルスは、私たちのワクチンよりも、世界中の人々に上手に行き渡ったのです。アフリカの国々で調査したところ、ワクチン接種を済ませた人と様々な変異株に感染した人は、合わせて約80%に上ります。これが何を意味するかというと、重症化リスク、それは主に高齢者や肥満、糖尿病に関連するリスクなのですが、これがオミクロンの感染暴露によって、劇的に減少したということです。」

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