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2024.04.12
リビング・ホメオパシー
「ホメオパシーにおける、慢性疾患の治療の重点」
2024年6月13日(木)夕方 ~ 17日(月)午前中
場所:穂高養生園
多くの急性疾患は、早期の段階で、一つか二つのレメディーの処方で治めることができます。レメディーが有効か、あるいは無効かもわかりやすいです。しかし慢性疾患の場合、完治までの道のりが長いことが多くあります。慢性疾患の治療は体調改善治療ですので、気長に進むほかありません。ケース・テーキングにも普通以上の手間をかける必要があります。そして完治という目的に達するまで、さまざまな谷と山を乗り越えなければならないことがよくあります。
2024.03.28
リビング・ホメオパシーリビング・ホメオパシーの2024年の勉強会のスケジュールが決まりました。あらかじめ日にちをお知らせします。それそれの勉強会の詳細は、改めて紹介します。ホメオパシーに興味がある、ホメオパシー医療の骨組みと精神に、一度きちんと触れたい方のため、今年の秋は、「癒やすこと、癒されること・ホメオパシー入門のリトリートセミナ一」を企画しています。およその流れについて、2021年に開催したホメオパシー入門リトリートセミナ一の予告と体験談を見て下さい。
READ MORE2023.10.25
リビング・ホメオパシー今回のお知らせは、ドイツからお送りします。先週、1週間のリトリートに参加しました。16カ国から来たホメオパスたちが南ドイツにある古い修道院に集い、名ホメオパス Andre Saine のもと、ホメオパシーによる難病の治療について勉強したり、意見交換したり、交流したりしました。実りの多い貴重な研究会でした。いろいろな国でのホメオパシーの現状について聞くと、近年ホメオパシーに興味を持つ人が増えたり、その社会的認知度が著しく上がりつつある、という報告が多いです。先進国によるコロナパンデミックのハンドリングのまずさが、結果として、人々の代替医療に対する興味を大いに膨らませる結果となりました。
READ MORE2023.07.20
リビング・ホメオパシーLiving Homeopathy シリーズのリトリートセミナー「癒すこと、癒されること。治療家になるためのホメオパシー入門セミナー」も、今回で三度目の参加となりました。二度経験した穂高の秋は、その空気の澄んだ冷たさ、鮮やかな紅葉と実りの季節の恵みを存分に与えてくれましたが、初めて経験する新緑の穂高はまた格別でした。伸びていく木々や草花の勢い、鮮やかな緑と花々の香りに圧倒され、ダイナミックな生命の美しさをはっきりと見せてくれる自
READ MORE2023.07.05
リビング・ホメオパシー‘21年から学びはじめ、今年も Living Homeopathy リトリートセミナーへ参加することができました。リトリートセミナーの大きなテーマは CaseTaking(診察の方法・大切さ)について。その人にとって的確なレメディーを見つけるために、その人の話に耳を傾けながら、抱えている症状などを聴き取り、あるいはその人自身を丹念に観察し、ホメオパス自身の先入観が入らないよう情報を集める。その重要性や注意点などをハーネマンのオルガノンを読みながら学びました。
READ MORE2023.02.27
リビング・ホメオパシー2022年のリビング・ホメオパシーの勉強会の主題はレパートリーの使い方 の基礎でした。今年の大きなテーマは「ケース・テーキング(セッション、診察、患者との話)の基礎」です。ハーネマン自身、ケース・テーキングは治療のための「一番難しい仕事」と考えており、オルガノンのうち20章以上に亘って、その基本的なルールを説明しています。診察がうまくいけば、つまり患者の個人的な様子について大事な情報が十分に収集できれば、ケースの分析とレメディーの決め方はさほど難しくはありません。しかし診察が不完全なら、レパートリーの使い方とレメディーにどれほど知識があっても、患者に最適なレメディーは見つかりません。患者との診療における対話はホメオパスの仕事の中心的な部分であり、一種のアートです。
READ MORE2022.11.27
リビング・ホメオパシー2021年からホメオパシーを勉強し始め、先日2022年のLiving Homeopathy リトリートセミナーに参加しました。今年のセミナーもとても素晴らしい経験となりました。私は普段、内科の医師として働いています。医師として働き始めた研修医の頃よく考えていたことがあります。西洋医学ではその症状に対して薬を処方したり、外科的な処置をします。患者さんがその薬に反応し治療がうまくいけば治ったと実感するでしょう。しかし薬には少なからず副作用があり、副作用の症状が前面に出る場合もあります。また外科的な処置は麻酔を使用したり、体にメスを入れることで侵襲的になり体力を奪われます。私が西洋医学の現場で感じたことは、薬は補助的な助けであり、治ろうとする力はその人の生命力であるということでした。時には、生命力の灯火が治療のために消えてしまう場面も見てきました。
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