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高熱が出た時、ほとんどの人は熱をできるだけ早く下げたいと思います。早く楽になりたいのは当然のことでしょう。そのため、熱の時にホメオパシーのレメディを処方されると、多くの人はレメディに解熱効果を期待します。しかしながら、レメディは解熱剤のようには効きませんし、単純に熱を下げる意図で処方されるものではありません。レメディの効き方は、解熱剤のように熱を直ちに下げるに限りません。それが適切に選ばれていれば、レメディは病人の自然治癒力を活性化し、免疫力の働きや健康の回復を促進するものです。発熱時、レメディに対する患者の具体的な治癒反応は、患者によって、そして病気のステージによって違います。熱が早く下がることもあるし、病気を一番早く、そして根っこから治すために、一時的に熱が上ることもあります。発汗してから熱が下がることもあるし、同じような高さで熱が続くこともあります。自己治癒力の働きは、病人とタイミングによってさまざまです。
READ MORE2019.04.22
ホメオパシーを話す会
『レメディー:ホメオパシーの薬について』
ホメオパシーを受ける方はみな、レメディーを飲んでいますが、「薄められている」という以外に、レメディーについて知らないことが多いようです。「なにか謎めいているなぁ」と思いつつ飲んでいる方もいます。こんな小さな粒に、どういう効き目があるのか?今回は、レメディーについて、あらゆる側面から説明します。レメディーの発見、開発とその歴史。レメディーの生産。そして薬とレメディーの効き方の違いについても話します。知らなくてもホメオパシーは効きますが、わかればより楽しく、面白く応用できます。
従来の近代医学が用いる薬剤には(ほとんどの場合)、一定の毒性のある化学的な作用物質が含まれています。その作用物質が人体の病的な局部や、脱線した機能に直接与える影響を目的として投与されます。 たとえば:男性(もしく女性)ホルモンの分泌を抑えるためのホルモン剤。傷口に増えすぎた菌を殺すための抗生剤。免疫力を抑えるためのステロイド。体の炎症反応を抑制するための抗ヒスタミン剤。痛みの伝達に必要な酵素の生産を止めるための鎮痛剤。脳細胞の伝達を弄る(妨げる、または進める)ための向精神薬と睡眠剤。血管を広げるための降圧剤。腎臓の中の水の再吸収を抑制するための利尿剤、などなど。
READ MORE2016.05.12
ホメオパシーを話す会
『ホメオパシーのレメディーの選び方と効き方』
ホメオパスはレメディーをどういう原理に基づいて選ぶのか?そしてそのレメディーは患者にどのように効くのか?どんな効果をもたらすのか?幾つかの具体例をあげながら、ホメオパシー医学におけるレメディーの役割を説明しようと思います。
2016.03.01
ホメオパシーを話す会
『ホメオパシーのレメディーと近代医学の薬は、どう違いますか?』
ホメオパシーのレメディーについて、誤解と先入観がたくさんあります。その特徴はあまりにも知られていません。そこで、2回にわたって(1)レメディーがどういうふうに作られるか(その歴史、開発、生産)、そして(2)治療にどう使われるか(選び方と効き方)を分かりやすく説明したいと思います。
2014.06.12
ホメオパシー概論
セルフメディケーションとファミリーホメオパシー
自分のために自分でレメディーを選ぶセルフメディケーションや、親が子供や身近な人にレメディーを飲ませるファミリーホメオパシーについて書きたくなった理由は、日本独特とも言えるホメオパシーのスタンスにあります。というのも、クラシカル・ホメオパシーはその成り立ちや本質から見れば、今主流である西洋医学(近代医学)と対等な医学なのですが、この点について、これまで日本ではほとんど認知されずにきてしまったからです。ちなみに、西洋化のプロセスで日本で主流になった医学を「西洋医学」と呼ぶこと自体、僕には違和感があります。「西洋由来」という意味だとしても、近代医学には、いまだ西洋以外の国々(例えばアメリカ、日本)の研究者や医者も大いに貢献していますし、ホメオパシー医学も西洋由来医学の一つです。これらの医学を区別しやすくするため、それぞれの基本的な考え方を手がかりにして、「ホメオパシー医学」と「アロパシー医学」という呼び方にしたほうが正確だと思います。その理由や「ホメオパシー」と「アロパシー」という言葉の語源と意味については、簡単に以前のブロ
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