Blog

コロナ展望録。その8
去年、新型コロナウイルスが発生したころは、そのウイルスに対する薬も、そのウイルスが引き起こすCovid-19の治療にも特効薬がなかったことが、「非常に危ないウイルス」「特別に危険な病気」というイメージに貢献しましたし、大きな不安の一つでした。発生から一年が経った今でも、まだ特効薬は見つかっていません。おそらく、これからも見つからないでしょうし、開発不可能でしょう。どんな病原体だろうが、またどんな病気であろうが、科学の薬で助かるはずだと思う人にとっては、この言い方は非常に悲観的に聞こえるかもしれませんが、まぎれもない事実です。

READ MORE

従来の近代医学が用いる薬剤には(ほとんどの場合)、一定の毒性のある化学的な作用物質が含まれています。その作用物質が人体の病的な局部や、脱線した機能に直接与える影響を目的として投与されます。 たとえば:男性(もしく女性)ホルモンの分泌を抑えるためのホルモン剤。傷口に増えすぎた菌を殺すための抗生剤。免疫力を抑えるためのステロイド。体の炎症反応を抑制するための抗ヒスタミン剤。痛みの伝達に必要な酵素の生産を止めるための鎮痛剤。脳細胞の伝達を弄る(妨げる、または進める)ための向精神薬と睡眠剤。血管を広げるための降圧剤。腎臓の中の水の再吸収を抑制するための利尿剤、などなど。

READ MORE

料理、アイロン、石油ストーブなど、日常生活で起こりやすい軽い火傷。その緊急処置として、今は一般的に「冷やすこと」が認知されています。その一般的な常識についての是非はひとまず置いておいて、ホメオパシー医術の知恵と経験に基づいた火傷の手当てを紹介します。ホメオパシーでは、火傷の緊急処置として「温めること」をお勧めします。実は火傷を冷やした場合と、温めた場合では、痛みの引き方と傷の治りのスピードが違います。比べてみると、温めたほうが早く、そしてスムーズに治るのです。「火傷はできるだけ早く冷やさなければならない」という常識の背景には、

READ MORE

一般の人にホメオパシー医学を紹介する時に、一番驚かれるのは、ホメオパシーのレメディーです。あれほど高度に希釈され、あれほど微量で服用するものに、なぜ病気を治す力があるのか?実は、近代医学の医者との会話のなかでは、レメディーについてそれほど驚かれることがありません。なぜかといえば、近代医学でも、作用機構が解明されていない薬がたくさん使われているからです。作用機構を説明できなくても、臨床経験から効能がわかればそれで十分。厚生省と健康保険の認証があれば薬として投与されます。 では一般の医者にとってホメオパシーがもっとも不思議で理解し難い点とは何か?それは、患者が必要とするレメディーを処方するために「病名が要らない」というところなのです。もちろん、僕のところに来る患者も、多くの場

READ MORE

『ホメオパシーのレメディーと近代医学の薬は、どう違いますか?』
ホメオパシーのレメディーについて、誤解と先入観がたくさんあります。その特徴はあまりにも知られていません。そこで、2回にわたって(1)レメディーがどういうふうに作られるか(その歴史、開発、生産)、そして(2)治療にどう使われるか(選び方と効き方)を分かりやすく説明したいと思います。

READ MORE

"Imagine disease as a runaway train. Homeopathy sends an almost identical train in the same direction to overtake it and rein it in to a stop (Law of Similars). Conventional medicine sends a more powerful train in the opposite direction to stop it head on." Cyrus M. Boger, 1861-1935
「疾患を暴走列車のようなものだと想像してみてください。ホメオパシーは暴走列車を追い越し、停止まで制動するために、(似たものを似たもので治すというの法則に従って)、似たような電車を同じ方向に走らせます。従来の医学は、暴走電車を正面から停止させるため、より強い電車を反対方向から走らせます。」
サイルス・ボガー、1861-1935
ドイツ生まれ、アメリカのホメオパス

READ MORE

ホメオパシーと感染病
「風邪を引いたみたいです。」冬が近づくと、風邪で連絡をくださるクライアントが増えます。何があって風邪を引いたかと聞くと、だいたい次のようの答えが来ます。「家内が二日前から風邪を引いていて、それが移りました。」「学校で熱っぽい風邪が流行っているので、それが移っちゃった。」「一昨日すごく混んでいる電車で、咳を込む人がたくさんいて、ここでもらったと思う。」 何かが悪くなった時、先ずはじめに、人がその原因を自分と関係のないところに見いだそうとするのは、東西問わず万国共通のようです。悪いものはいつも外から来る。自分の不幸の原因は向こうにあります。この考え方の延長線で、強い風邪を引いた人は、まるで悪者のように周囲から避けられるのです。「近づかないで下さい。」「治るまで保育園を休ませて下さい。」もしくは本人自ら、あまり人の前に出ないようにしたり、大きなマスクを付けるようにします。

READ MORE